こんにちは!開発1部第1チームの岡野です!
今回は工業簿記について少し紹介したいと思います!
工業簿記とは
工業簿記とは、製造業において製品が製造される過程で発生するコストを記録・管理する会計手法の一つです。
また、商業簿記とは対象業種が大きく異なり、商業簿記は主に小売業・卸売業なのに対して、工業簿記は主に製造業が対象業種となります
他にもいくつか違いがあるので紹介していきます!
販売までの流れの違い


目的の違い
商業簿記は販売や収入の記録に集中し、財務諸表への反映が目的なのに対して、工業簿記は製造原価の分解、計算、管理を通じて、企業の内部効率を高めることを重視しています。
製造原価
製造原価を構成する重要な要素として「直接費」「製造間接費」という製造過程で発生する費用があります。それぞれの要素について説明します。
直接費の定義は「特定の製品や生産作業に対して直接的に追跡可能な費用」です。よくわからないですよね…
例を挙げると家具を作るために使う木材の費用や、製品を組み立てる労働者の給与などです!
この木材の費用を「直接材料費」、労働者の給与を「直接労務費」と言い、どちらも直接費になります。
製造間接費の定義は「製品の製造に関連するものの、特定の製品に直接的に帰属できない費用」これも定義だけだとよくわからないですね…
例を挙げると製品を作るために使っている機械のメンテナンス費や、その機会をメンテナンスする人の給与などです!
この機械のメンテナンス費を「間接材料費」、メンテナンスする人の給与を「間接労務費」と言い、どちらも製造間接費になります。
おわりに
いかがだったでしょうか、工業簿記の知識はプロジェクトによって必要となってくるので勉強しておいて損はないと思います!
簿記については他の同期も説明しているのでそちらもぜひご覧ください!