#13 SAPのRPA、BPA

業務

こんにちは。SAPソリューション部開発チーム所属の緒方です。今回はSAP上のRPA(業務自動化)について紹介したいと思います。少し専門的な話にはなりますが、SAPにはこんな機能があるんだ~、と軽い気持ちで見て頂ければと思います。

RPAとは

日本RPA協会によって以下のように定義されています。

現在、日本国内・欧米の先進的な企業では、業務の生産性を高めるために「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」のソリューションが導入されはじめています。RPAは、これまでの人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な作業を人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用した新しい労働力を創出する仕組み(Digital Labor)となります。

日本RPA協会設立 – 一般社団法人日本RPA協会

簡単に言うと今まで人間がやっていた業務を自動化して生産性を高めよう!という考え方です。

SAP上のRPA

SAPではお客様のGAP(SAPの標準プロセスとお客様の業務の差異のうち、業務改革が難しいもの)についてRPAを検討します。
例えば、今まで〇〇の月次業務は自動で済ませていたのに、SAPの標準機能ではそれができない!と判明したとき等です。

せっかく業務効率化を目指してSAPを導入したのに、かえって煩雑な業務が増えるという結末になりかねません。。

このようなGAP要件をRPAで満たすことが決定すると、ノーコード/ローコードツールで自動化プロセスを組んでいきます。

自動化プロセス作成ツール

自動化プロセスはBPA(Build Process Automation)というツールで、以下のようなステップを踏んで作成します。

  1. 画面操作録画
  2. 現在開いている画面を選択し、録画を開始します。操作が早すぎると機械が読み取れず、もたつきすぎると余計な操作が記録されるので、洗練された画面操作を心掛けなければなりません。

        
  1. 画面操作エクスポート
  2. 機械が記録した画面のキャプチャ、画面要素、入力値、ショートカットの打鍵を全てプロセスフローの形に出力します。自動化プロセス作成はこの時点でほとんど完成されています。

  1. パラメータ微調整
  2. webページを開くブラウザを変更したり、入力値に変数を含めたりします。例えば、new Date().toLocaleDateString(‘ja-JP’)と書けば常に今日の日付をyyyy/mm/dd形式で入力することができます。

  1. トリガー設定
  2. API、フォーム送信、スケジューリング等をトリガーとして指定することができます。トリガーの設定が完了したら、RPAの完成です。

終わりに

RPAを設定すると一連の操作が文字通り一瞬で完結するので、業務効率化に非常に高い効果が期待できます。またノーコード/ローコードツールで作成するので、プログラミング初心者や未経験者でも簡単に作成でき、バグの心配も少ないという利点もあります。
SAP社には今後もこのような素晴らしいツール、機能の開発に励んでいただきたい一心です。

Ogata Kaito

Ogata Kaito

出身:東京都練馬区 配属:SAPの開発チーム 好きな音楽のジャンルはニューメタルです。

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