こんにちは
牡蠣に当たりました網田です。
入社してから初めて体調を崩しました。
それはさておき、今回は期末も近づいてきたので目標管理制度(MBO)のお話です。
弊社がどのような目標管理制度を導入しており、どのような目標を立てるのか。ご紹介します。
目標管理とは?
弊社では今期から、もともと導入していた目標管理制度を刷新し、新しくなった制度で目標管理を行っています。
目標は以下の3つの軸に基づいて自分で設定します。
- 会社成果への貢献
- チーム貢献
- キャリア形成
各軸ごとに、達成すべき「目標」、その目標を達成するための具体的な行動「目標達成プロセス」、そして評価の基準となる「達成基準/評価基準(SS,S,A,B,C)」を設定します。
ここでの評価は、ボーナスへの倍率という形で私たちに反映されます。
弊社の目標管理制度は、最初に立てた目標に固執するのではなく、実際の業務内容や状況の変化に合わせて目標を見直す柔軟な仕組みです。
たとえば、当初「Aという作業で障害発生率10%以下」という目標を設定していたものの、実際にはその作業がなくなった場合、従来の目標に固執することは現実的ではありません。
そこで、2か月に一度。上長とのフォロー面談を通じ、今の業務内容に即した「Bという作業で…」というように、目標そのものを変更することができます。
私の目標
ここでは、私が実際に設定した目標の中から2つをピックアップしてご紹介します。
目標1:会社成果への貢献
【目標】
主要顧客向けプロジェクトにおいて、割り振られた設計・開発・テストのタスクをスケジュール通りに完了させること。
【目標達成プロセス】
- C#、JS、SQLの基本理解を深める
- 使用中のシステム(GRANDIT)の仕組みを把握する
- 設計内容を十分に理解し、各工程での対応策を明確化する
【達成基準】
- SS:予定工数の80%で完了、障害発生率15%以内
- S:予定工数の90%で完了、障害発生率20%以内
- A:予定工数通りに完了、障害発生率20%以内
目標2:キャリア形成
【目標】
システムエンジニアとして、GRANDITの主要機能の設計・製造に習熟し、さらに簿記3級の資格取得に向けた知識を深めること。
【目標達成プロセス】
- 出力系や取込系のカスタマイズを実施し、システム内部のロジックを解明する
- GRANDIT標準の機能を理解するためのデモを実施する
- 簿記3級取得の勉強に取り組み、実務に活かす
【達成基準】
- SS:資格合格とともに、標準機能についてのデモで全ての質問に回答できる
- S:必要な知識を備え、実際の業務に活かせるレベルに到達する
- A:主要なプロセスのうち、複数を達成する
おわりに
以上、目標管理制度(MBO)の紹介でした。
こうした柔軟かつ評価基準が明確な目標管理制度によって、
- 業務や環境の変化に合わせた目標の見直しが可能なため、実際の状況にそぐわない無理な目標に縛られることなく、現実に即した達成可能な目標の立てるができる。
- 評価基準が具体的で公正なため、自分の努力がどの部分に正当に反映されるかが明確になり、達成感を得やすくなる。
- 定期的なフィードバックを通じて、成長点や改善ポイントが把握できるため、次のチャレンジに向けた明確な道筋が見える。
などの効果があり、社員はモチベーションを維持して働くことができるのです!
では、このへんで