はじめに
こんにちは。快適な気温になって通勤が楽になり、出社率が上がった佐々木です。
これまでの研修を通して「フレームワーク」という言葉を多く耳にしました。
フレームワークの考え方は、実際に働いていてどの場面で使えるのか、感じたことを書いていきます。
フレームワークとは
フレームワークは日本語で「枠組み」という意味です。考え方、構造、思想などをまとめてテンプレートのように用い、ある物事に対して効率的に考えたり、なにかを生み出したりするためのものです。
研修では主にビジネスフレームワークについて学び、社会人としての基礎力を鍛えています。
有名なビジネスフレームワークには5W1HやPDCA、MECEなどがあります。
学んだフレームワーク
MECE (Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)
日本語に訳すと「互いに重複せず、全体として漏れがない」という意味になります。
もっと簡単に「漏れなく、被りなく」という意味で使われます。
研修では、ソフトウェアのテスト工程でMECEを意識することが多いです。
テスト工程において抜け漏れがあると品質の低下に繋がり、被りがあると効率の低下に繋がります。
品質を下げずに作業効率を上げることに役立ちますね。
5W1H
What(何を), Where(どこで), When(いつ), Who(誰が), Why(なぜ), How(どのように)を意識するためのフレームワークです。
文章を書いたり、上司に報告をしたりする際に5W1Hを意識しながら文章構成をすると、わかりやすい文章を書くことができます。
もちろんすべての文に情報を入れると冗長になってしまうため、文脈によって変える必要があります。
最近の業務だと電話応対で取り次いだり要件を伝えたりするときに意識します。
PDCA (Plan, Do, Check, Action)
PDCAでは計画(Plan)、実行(Do)、過程や結果を確認(Check)、改善策を実行(Action)というサイクルを繰り返します。
このサイクルを繰り返すほど改善が繰り返されていき、より良い結果や大きな成果がでることが期待されます。
新人は月に1回新人ミーティングを開催しており、PDCAを基にして目標の共有を行っています。
就職活動の面接にもPDCAサイクルは活用できますね。
おわりに
今回は研修で学んだフレームワークに関して実業務でどう活かされているのかまとめてみました。
フレームワークは便利ですが、型にはまりすぎて柔軟性がなくなってしまうのは本末転倒であるため、執着しすぎないように気を付けていきたいです。