こんにちは!10月に入り、ようやく涼しさを感じるようになりましたね。私が取り組んでいる研修も終盤に差し掛かり、来週からはついにプロジェクトに参加する予定です。最近では、コードベースの研修を終え、次のステップとして高速開発ツールの研修に移りました。
高速開発ルールとは?
高速開発ツールとは、従来のプログラミングを必要とせず、ビジュアルインターフェースを使用してアプリケーションやシステムを構築する方法です。弊社では、ERP製品「GRANDIT」向けに自社開発した高速開発ツール(コーディングレスツール)を提供しています。このツールは、単なる簡易的なものではなく、非常に大規模で複雑な機能を実行できるシステムです。コードで行えるほとんどの作業を代替できると言っても過言ではありません。
研修の流れ
研修は、まず高速開発ツールの基本的な使い方や機能を理解するためにデモ動画を視聴することから始まります。動画では、ツールの全体像と主要な機能が紹介され、私たちは動画を視聴しながら、検索やデータ入力画面など、標準的な機能の作成を行います。その後、マニュアルを参考にしながら、高速開発ツールの課題に取り組むことで、やや複雑な要件に対応できるスキルを身につけます。
高速開発ツールの利点と課題
高速開発ツールの最大の利点は、開発速度の向上と、技術的なハードルを下げることです。これまでコードで1時間以上かかっていた作業が、わずか10分程度で完了するため、生産性の劇的な向上を実感しています。また、多くの機能を直感的に構築できるため、チーム全体での協力が促進されます。しかし、いくつかの課題もあり、最初はツールのインターフェースに慣れていないと、進行に戸惑うこともあります。そのほかに、数百ページに及ぶマニュアルから正しい機能を探すのに時間がかかることもあり、場合によってはコードを書くよりも難しいと感じることもあります。
慣れと習得
このような課題がある中でも、数回の練習を経ることで、ツールの使い方に慣れてきます。覚えることは多いですが、ツールの操作に習熟することで、開発の効率が飛躍的に向上します。最初は戸惑いがあるかもしれませんが、繰り返しの練習を通じて、高速開発ツールの利便性を実感できるようになります。
このように、高速開発ツールは、日々の開発作業をより効率的に進めるための有用な手段となり得ます。研修を通じて得た知識をプロジェクトで活かし、業務の効率化に役立てていきたいと思っています。