GRANDIT研修について
弊社のERP事業の代表的な製品はGRANDITです。ERP事業部配属の新人は7月から9月の間に、GRANDITをカスタマイズする課題に取り組みます。
GRANDITは、多くの企業で導入されている統合業務システムであり、業務効率化やデータの一元管理を実現するための強力なツールです。新人研修では、このGRANDITを実際に操作し、カスタマイズすることで、システムの基本的な操作方法やカスタマイズの手法を学びます。具体的には、新しい機能の追加や既存機能の改善を行い、実際の業務シナリオに基づいた課題に取り組むことで、実務的なスキルを身に付けることができます。
GRANDIT課題の内容
課題の内容は主に新しい機能の追加です。例えば、テキストボックス、ボタン、ラベル、ダウンロード機能などがあります。GRANDIT独特の関数や処理が使われる場合がほとんどなので、新しい機能の追加方法としては、類似する機能のコードを理解し、それを参考にしてコードを追加することが求められます。一つの課題でいくつものファイルを扱い、各ファイルは平均して数千行のコードに上ります。そのため、どこの関数に何を追加すればいいのかを判断することが重要です。関数の定義とデータの受け渡しが多層構造になっているため、それを理解するのが研修の目的の一つとも言えます。
プログラミングだけでなく、テスト仕様書と詳細設計書も作成する必要があります。難しいですが、研修中にはチューターが長時間サポートしてくれます!また、ツールの使い方やデバッグの方法を習得すれば、コードも少しずつ理解できるようになります。
まとめ
GRANDIT研修は、新人がスキルを習得するための重要なステップです。複雑なコードを理解し、新しい機能を追加することで、実践的なスキルを身に付けることができます。また、研修中にはチューターの充実なサポートがあるため、安心して課題に取り組むことができます。研修を通じて、GRANDITの深い理解と実務に役立つ知識を得ることが期待されます。