#3 開発演習を終えて、未経験者の感想

研修

こんにちは。SAPソリューション部開発チーム所属の緒方です。

6月最後の5日間にわたり、3か月続いた集合研修の集大成としてチーム開発演習が行われました。今回はその開発演習について、自分たちのチームを例に流れを書いていきます。就活生や内定者で研修の内容について気になっている方は必見です。

上流工程

  1. テーマ決め
    まず、アイデアを出し、その中からシステムインテグレータらしさのあるテーマを決定しました。
    自分たちのチームは社内交流サイトをテーマに定めました。簡単に言うと趣味や目的の合う社員とマッチングでき、社内交流が促進されるようなサイトです。
  2. 機能、データベース設計、画面遷移図
    具体的にどんな機能を付けるか、データベースのカラムや外部キー設定はどうするか、画面デザインはどうするかなどを決めました。
    しかし、コーディングを始めてからDB関連で致命的なエラーが出たため、テックリーダーがDB設計を一から見直す羽目になりました。

下流工程

  1. 製造
    今までに習ったASP.NETの知識を生かし、それぞれの担当画面をもくもく作成しました。
    未経験者の自分は、教科書で習った構文をカスタマイズしたり、AIや経験者に聞いたりすることで製造に貢献しました。
    (その際「見づらい!!」と言われてしまったので、命名規則を守り、読みやすいコードを心掛ければよかったです。。 )
  2. テスト
    各々の画面が動くか、画面間の連携はうまくいくかについて、実際の使われ方や成果物発表での操作方法から逆算してテストを行いました。
    エラーや望まない挙動に関してデバッグを行い、当初の機能要件を満たすように完成度を高めました。

▼自分の担当した機能の例

タグ追加機能。予測検索、新規追加などの機能を持っている

得た学び

  1. 相互尊重
    チーム開発において相互尊重の精神は非常に大切だと体感しました。人の意見を否定しないで聞いたり、進捗に気を配ったりすることで、チーム全体の生産性が上がり、成果物の品質向上につながると実践を通して学ぶことができました。
  2. 未経験者として
    未経験の方は多かれ少なかれプログラミングについて不安に思うこともあると思いますし、自分もそうでした。この開発演習は、実践的なウェブアプリ製作を通じて、自分のプログラミング力向上を実感することができた点でも有意義でした。

終わりに

スピーディだったり時間が足りなかったりする場面もありましたが、社会人一年目として、プログラミング未経験者として、全体的に学びの深い研修を受けることができたと思います。みなさんも入社した暁には精力的に集合研修に取り組み、有意義な経験になるようにしましょう。

Ogata Kaito

Ogata Kaito

出身:東京都練馬区 配属:SAPの開発チーム 好きな音楽のジャンルはニューメタルです。

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