こんにちは!エンタープライズ開発本部開発2部に配属の宮地佑斗です。6月ということもあって本社での研修期間が残り1ヶ月を切りました。少し寂しいところはありますが、大阪に配属後も頑張っていきたいです!
今回は基本情報技術者試験を受ける方に向けて、その対策方法をお話したいと思います。
基本情報技術者試験とは?
IPAの公式HPでは以下のように紹介されています。
ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。しっかりとした基礎を身に付けることにより、その後の応用力の幅が格段に広がります。
だそうです。立ち位置としては、エンジニアの登竜門的な国家資格です。弊社では、内定承諾後に基本情報技術者試験の受験を推奨しており、私も合格するまで苦労しました。🙃
本試験では科目Aと科目Bの二つの科目を受験する必要があり、両方とも合格しなければなりません。科目Aと科目Bに分けて、それぞれの対策を話します。
科目Aの対策
科目Aは4択問題であり、用語の意味や計算問題が出題されます。科目Aでは過去に出題された問題がそのまま出題されることがあるため、参考書の内容をざっと理解し、その後は過去問を中心に勉強することをおすすめします。
私は以下の順で対策をしていました。
- 参考書をざっとみる
- 過去問道場で過去問を解いてみる
- 過去問道場で解けなかった分野をYouTubeで復習する
過去問道場とは、基本情報技術者試験の過去問を反復して練習することができるWebサービスのことです。
私の場合、二週目以降は①は行わず、②と③を繰り返し行っていました。初めて過去問道場を解いた際は正答率が低かったのですが、繰り返し行えば、自然と正答率は上がっていきました。個人的には正答率が8割以上になれば十分かと思います。復習で用いたYouTubeの動画ですが、私は すーさんという方の動画を視聴していました。
科目Bの対策
科目Bではプログラムの実行結果が問われる問題、プログラムの穴埋め問題、セキュリティに関する4択問題が出題されます。セキュリティの問題は科目Aの勉強をしていると解くことができます。そのため、科目Bの勉強はプログラムの問題を重点的に行うべきです。しかし、科目Bは科目Aとは異なり、過去問道場に過去問がありません。そのため、IPAが公開しているサンプル問題と市販の問題集で対策する必要があります。
私が使用していた市販の問題集はアルゴリズム×疑似言語トレーニングブックです。この問題集はオリジナル問題が30問ほど記載されているため、非常に参考になりました。また、実際に試験でも似たような問題が多く出題されました。
まとめ
私が行った対策は以上です。弊社では基本情報技術者試験用の参考書と問題集が無料で配布されます。また、2回目の受験までに合格した場合、受験料を支給してもらえるため、費用面での負担が軽減されました。その結果、資格取得へのハードルが下がりました!🥳